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街コラム  第5回 世代も文化も混ざり合う街、三軒茶屋
TOP街コラム 第5回 世代も文化も混ざり合う街・三軒茶屋
“世代も文化も混ざり合う街”
三軒茶屋の由来はストレート
東京の中ではインパクトのある地名のひとつ、「三軒茶屋」。正式な町名として採用されたのは昭和になってからのことですが、古くから大山道と登戸道の分岐点で、田中屋・角屋・信楽という3軒の茶屋が並んでいたことにちなんだ地名です。交差点近くに大山道の道しるべが今も建っています。現在では道路だけでなく鉄道とバスの拠点でもあり、昔も今も交通の要衝といえます。
散策家の視点:電車とアパートの街を満喫する
散策家の視点:電車とアパートの街を満喫する
カオス! 三軒茶屋
生活に根ざした昔ながらの商店街、スナックや呑み屋さんがひしめく狭い路地、そしておしゃれな雑貨店やカフェ。「なんでもあり!」という混沌としたエネルギーが感じられるところが、三軒茶屋の最大の魅力です。遠くから観光に来る場所ではありませんが、若者からお年寄りまで様々な世代に親しまれている、懐の広い街といえます。また、通りを一本入れば静かな住宅街が広がっていて、住んでみたい街としても人気があります。
“路面電車・レトロなアパート・銭湯”
小さな電車がコトコト走る
三軒茶屋のキャロットタワーの下から発車する2両だけの電車が「東急世田谷線」です。東京ではこの世田谷線と都電荒川線だけが、今も路面電車サイズの車両を走らせています。狭い街路、素朴な音の踏切、ゆっくりと走っていく小さな電車。これを様々な場所から眺めるだけでも、なんだか懐かしい気持ちになってしまいます。ビルばかりの駅前とは違い、すべてがワンサイズ小さくなったような可愛らしさがありますね。運賃が140円均一というのも、リーズナブルで良いと思います。
世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ。
世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ。
アパートひしめく若者の街
若者に人気の街・三軒茶屋には、比較的家賃の安い2階建てアパートがあちこちにあります。銭湯もいくつか営業しているので風呂なしの部屋がまだまだたくさんあり、昔ながらのアパート街の生活風景が味わえます。「自分がここに暮らしていたら、どんな生活をするだろう?」そんなことを考えながら、商店街や銭湯を使ってみるのも三軒茶屋を楽しむコツかもしれません。またアパートそれぞれの名前や造り・建物名の書かれた看板にも個性があり、それを眺めて歩くのもおもしろいものです。
“三軒茶屋の各商店街の紹介”
三軒茶屋銀座商店街振興組合
三軒茶屋交差点から北に伸びる茶沢通り沿いにあります。古くからのお店とカフェなどが混在する、三軒茶屋らしい魅力を感じられる商店街です。北端には烏山川跡の緑道があり、散歩している人もたくさん見かけます。

交通:三軒茶屋駅 北側すぐ
公式サイト:http://www.sancha-st.com/

三茶しゃれなあど(三軒茶屋銀座商店街)
三茶しゃれなあど(三軒茶屋銀座商店街)
三軒茶屋三和会商店街振興組合
世田谷通り沿いにあり、スーパーや金融機関などの並ぶ繁華街です。歩道の上にはアーケードが設置されています。キャロットタワー側からアーケードの上を眺めると大きな看板の並んだ風景が見られますが、これは三軒茶屋交差点のひとつの名物でしょう。

交通:三軒茶屋駅 東側すぐ
公式サイト:http://www.sangen-jaya.com/sanwa/