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街コラム  第2回 看板ひしめく巨大飲食店街・新橋
TOP街コラム 第2回 看板ひしめく巨大飲食店街・新橋
“看板ひしめく巨大飲食店街・新橋”
新橋って、どこの橋?
東京には「橋」の名がついていながら橋のない場所がいくつもありますが、新橋もそのひとつです。新橋は今の銀座八丁目交差点の南、かつての汐留川に架かっていた橋でした。西側の土橋よりも新しく架けられた橋ということで「新橋」と呼ばれたようです。汐留川跡には東京高速道路が建設され、その高架には今も「銀座新橋」と書かれています。鉄道の開通した明治以降、新橋と呼ばれる地域はどんどん広くなり、今では橋があった場所からかなり離れた浜松町駅の近くまで「新橋」「東新橋」という町名に変わりました。
看板ひしめく巨大飲食店街・新橋
看板ひしめく巨大飲食店街・新橋
新橋と烏森
新橋は日本で最初に鉄道が開通した場所です。旧新橋駅は現在の汐留にあり、いまの新橋駅は「烏森(からすもり)駅」と呼ばれていた別の駅でした。現在も道路や商店街の名前に「烏森」の名が残っています。新橋は鉄道のターミナルではなくなってからもビジネス街として発達し、それに合わせて大きな飲食店街が形成されていきました。SL広場での街頭インタビューなどを通して、今では東京以外の人にも「サラリーマンの街」として知られています。
“散策家の視点:無数の看板に彩る街・新橋”
ニョキニョキ突き出る看板たち
新橋は銀座のような高い雑居ビルが少なく、小さな建物にさまざまな呑み屋さんが集まっています。
お店の看板があちこちの低い位置からニョキニョキと飛び出しているのは、新橋の飲食店街ならではの景観です。特に新橋3丁目・4丁目の呑み屋街は、開店前のお昼の時間帯に歩いてみるだけでも楽しいものです。雑然としつつも華やかな雰囲気があるのが新橋の魅力だと思います。
雑然としつつも華やかな雰囲気
雑然としつつも華やかな雰囲気
お店の数だけロゴがある
スナックや呑み屋さんの看板デザインもまた個性的です。それぞれ小さな店舗ではあるのですが、ただ名前を書くだけではなく凝ったロゴにしている店舗がたくさんあります。漫画的なもの、写真を使ったもの、洒落のきいたものなど、見れば見るほど日本的な細やかさ・愛らしさを感じられます。お店の内側も外側も楽しめてしまう飲食店は「二度おいしい」お得な存在ですね。
“新橋の商店街紹介”
新橋西口通り共栄会
烏森口を出てすぐに目立つ入口アーチがある商店街です。駅のすぐ前なので飲食店が多いのですが、八百屋さんや薬屋さんなどもあり、ところどころに生活の匂いを残している庶民的な雰囲気の通りです。
交通:JR新橋駅 汐留口すぐ
公式サイト http://www.shinbashi.net/06/
新橋駅前ビル商店会
新橋駅前ビルは汐留口を出てすぐにある、1966年に造られた建物です。1号館と2号館があり、どちらも飲食店が多く入っています。2号館の地下は他のどのビルでも味わえない、まるで路地のような雰囲気の呑み屋街になっていて一見の価値ありです。
交通:JR新橋駅 汐留口すぐ
公式サイト http://www.shinbashi.net/13/
ニュー新橋ビル
JRのホームからも見える網目のような外装の大きなビルで、1971年に竣工しました。元々は闇市のバラックが建ち並んでいた場所とのことです。地下から4階までそれぞれ商店会があります。地下は飲食店がびっしりと並び、屋外の呑み屋街と同じような雰囲気があります。上層階にはゲームセンターや釣具店、医院・マッサージ店・ホビー店など幅広いテナントが入っています。4階では屋外のテラスに出ることもできます。
交通:JR新橋駅 烏森口すぐ
公式ブログ http://ameblo.jp/n-shin-bl/
参考:港区産業観光ネットワーク(http://www.minato-ala.net/index.html)新橋ねっと(http://www.shinbashi.net/
表記: 写真&文章:散策家・志歌寿ケイト