酒場街飲み路地裏探索

飲み歩きコラム 第2回
TOP飲み歩きコラム 第2回 MAPW(マスクドアニマルプロレスリング)所属の覆面動物レスラー、パンク・ザ・パンダの居酒屋訪問記「パンダが呑みにやってきた!」
クラシックアメリカンなもんじゃ焼き屋、京成曳舟駅「DAKOTA(ダコタ)」
ごくごく一部の人々から食通・酒通として恐れられているパンク・ザ・パンダが、ふらっと気ままに居酒屋を訪問する企画の第一弾は、京成曳舟駅近くにある、もんじゃ焼き屋のDAKOTAさん。

もんじゃ焼き屋で酒を飲むというのはあまりイメージがわかないのだが、一体どんな店なのだろうか。
パンク・ザ・パンダ(以下パ):「京成曳舟の呑み屋は初めてだけど、街の雰囲気が素敵なンダな。とりあえず白い犬に裏拳をかましながら入店!(正体が熊なので犬は嫌い)」
パ:「ほほう、もんじゃ焼き屋だと聞いていたが、なかなかオシャレな店なンダ~」
パ:「なるほど、なるほど。店の内装を見る限り、クラシックアメリカンを愛しつつも、下町独特のゴチャっとした感じが体に染みついているという感じダね。お、メキシカンな覆面発見!」
パ:「ほうほう、奥には鉄板が用意されたテーブル席か。なかなか広い店なンダね。」
パ:「水槽で泳ぐ魚を肴にして一杯というのもいいもンダ。あー、北海道の川に登ってくる鮭を思い出すなー」
パ:「さてさて、カウンターに腰掛けてと。へい、マスター!おすすめの飲み物はなんなンダ?」

マスター(以下マ):「そうですねー。パンチラハイなんか人気ですよ」
パ:「ほほう、パンチラハイね。『パンダが散らかった部屋でハイビスカス』の略?それって何味?」

マ:「いやいやいや、ライチリキュールと島唐辛子を漬けこんだ泡盛の炭酸割りです」
パ:「ふーん。パンチラハイの前に、小さく『なみの』って書かれているのは?」

マ:「ああ、それはお客さんの落書きで、なみはうちの嫁の名前です」

パ:「それで、なみのパンチラ!で、なみちゃんは?今日休み?え、遅れているンダ!あー、そう。減点1。まあとにかく飲んでみるよ」
パ:「んー!こりゃ爽やかな甘さの中に島唐辛子の辛さがピリッときて、パンチが効いてらー!略してパンチラー!」

マ:「ね、今日みたいに暑い日にはいいでしょう」
パ:「なるほど、これは期待ができそうな店ダね。さておつまみは何にしようかね。うーん、おすすめのもんじゃと牛筋煮込みをもうらうンダな」
マ:「では鉄板を用意しますね。お通しは駄菓子を選んでください」

パ:「おお、カウンターでもんじゃ焼きを頼むと、こうなる訳ね。こりゃ初めてのスタイルだ」
マ:「はい、うちの一番人気、もち・チーズ・明太もんじゃです」

パ:「ほほう、もんじゃの名前って、なんだか有刺鉄線・電流・爆破デスマッチみたいなンダね」

マ:「ちなみに私の個人的なおすすめは餃子もんじゃで、店がオープンしてからずっとすすめ続けているのに、なかなかみんな注文してくれないんですよ。食べればうまいんだけどなー」

パ:「なるほど、餃子ということはスモールパッケージホールドもんじゃね。で、もんじゃはあまり食べたことないんだけど、どうやって焼けばいいンダろ?」
マ:「この鉄板にはフチがあるから、もうドバーっと入れちゃってください。今、牛筋煮込みを出しますね」

パ:「ところでマスター、その体ということは、前職はお相撲さんでチャンコ作っていた?あるいはもしかして同業(レスラー)?」
マ:「いえ、元ペンキ屋です。もんじゃが好きでもんじゃ焼き屋になっちゃいました。この体は、ほぼもんじゃでできています。はい、昔の写真!」

パ:「うわ、全然違うンダ!」

マ:「60キロそこそこが123キロになったので、倍増ですね」

パ:「おお、123キロ!ワン・ツー・スリーでスリーカウント!」

マ:「この前、お相撲さんがお客さんできたので、並んで写真を撮ってもらったけれど、同じような大きさでどっちがお相撲さんなのやら」

パ:「でもスーパーヘビー級のこの俺様ほどの体ではないンダな!」

マ:「ははは。はい、牛筋煮込みです」
パ:「なるほど、醤油味のあっさりタイプダね。」
パ:「この味は…うまパンダー!まさかもんじゃ屋でこれほどの煮込み料理に出会うとは!」

マ:「でしょう。実は親が肉屋をやっていましてね。これを入れたもんじゃも人気ですよ」
パ:「こういう気の利いたツマミでちょっと一杯やりながら、もんじゃが煮詰まってくるのを待つ時間っていうのがたのしいンダな」

常連客(以下常):「(なんだ、このパンダ……)」
パ:「うーん、これまたうまパンダー!モチのトロトロとチーズのコクと明太のツブツブが最高ー!酒のつまみにもんじゃっていうのも、なかなかいいもんじゃないか!」
常:「ここのもんじゃ、うまいだろう。よし、俺がもっとうまい食べ方を教えてやるよ」

パ:「な、なンなンダ」

常:「こうやってミルクセンベイに挟んで食べるんだよ」
常:「へー、マスクしたまま食べられるのか。不思議な仕組みだな」

パ:「覆面レスラーにとってマスクは皮膚だから、このままでも食べられるンダ!これ以上は突っ込まないで!おお、サクっとしたセンベイとフニャっとしたもんじゃの相性ばっちり!」

常:「だろう~。この辺の下町じゃこうやって食べるんだよ。まあ俺は食べたことないけどな!」

パ:「ないのかよ!受け身の取れないボケ!」
常:「ところでトゲアリって知っているか。これがなかなか変わった生き物で、(熱く語っていただいた会話は省略させていただきます)」

パ:「……これが京成曳舟か。奥が深すぎるンダな~」
パ:「あー、よっぱらっちゃった。もうマスクなんか脱いじゃえ。マスター、お会計ね!」
パ:「じゃあこれで。今日は気分がいいから、おつりはいらいないンダな!じゃ!」
マ:「……これは?お客さん、冗談はよしてくださいよ」

パ:「え、MAPWドルを知らないの?赤羽あたりじゃ常識だよ?」
マ:「お・きゃ・く・さ・ん!」

パ:「だから、これで支払いを……やるの?……おれ、レスラーだし……」
マ:「お・きゃ・く・さ・ん!」

パ:「お、俺を誰だと思っているんだ……プロレスラーなんだぞ……」
マ:「オキャクサン!」

パ:「じょ、冗談です!日本円で支払わせていただきます!」
パ:「なんだよ、あのマスター。ちょっとオチャメをしただけなのに。しくしく」

なんていうマスターとのやり取りはもちろん冗談ですが、おいしいもんじゃに大満足をしたパンク・ザ・パンダなのでした!
エリア:京成曳舟
店名:DAKOTA(ダコタ)
営業時間:17:00~24:00(23:00ラストオーダー)
定休日:木曜日
住所:東京都墨田区京島1-43-4 第1吉田マンション 1F
アクセス:京成曳舟駅から徒歩1分
電話:03-6657-3351