酒場街飲み路地裏探索

粋な飲み方道場
TOP粋な飲み方道場 第1回「ひとり酒入門」

お酒の飲み方は好きな方法で各自、楽しめばよいのである。しかしアルコールが入れば、ちょっとばかり気分が良くなるのは当たり前。1杯飲んで、楽しくなれば2杯、3杯と杯を重ねるほど楽しさは倍増するのだが・・・呑みすぎて次の日に二日酔いで後悔する人も多いと思う。

ほどほどにすれば良いのだが、そうはいかないのが呑兵衛なのです。

身体の為にも適量をほどほどに飲む、また二日酔いになってからの対処法はTOPページ下の「お酒と健康について」を参照していただくことにして、ここでは酒を粋に飲むという事に着目してみよう。

“ひとり酒入門”
ひとり酒は難しいと考えてしまって未経験な方が多いと思うが、ひとり酒こそ、酒場の醍醐味である。
知らない店にフラっと入るのは勇気がいる事だと思うが、是非軽い気持ちでトライして欲しい。

粋な飲み方道場 店舗にしてみれば、新規顧客は嬉しいものである。気に入ってもらい再来店してもらいたいので気もつかう。

初めて1人で初めて入った店でぞんざいに扱われたから二度と行かなければ良いのである。

だけど大人なのでけして食○ログなどで悪口を書いてはいけません。皆が良くないと思う店でも常連はかならず居るし、1度位の来店で評価してはダメです。もし、凹んだら、めげずにまた違う店に行きましょう。

そうして何店もひとりでまわると外観とメニュー、初めの対応で、良い店か否かは、なんとなく雰囲気でわかるようになります。

「立ち飲み屋」とか「スタンディングバル」の場合は入り口がオープンな店が多いので、雰囲気がつかみやすく初心者にお勧めです。
1) まずは外から店舗を覗き、混み具合を確認。
激混み店は人気店ですので、無理に入らず次回時間をずらして再来店。
そこそこ入れそうでしたら、勇気を持って店内へ。
技ありポイント その壱!

立ち飲み店は小さいお店が多いので、すぐさま店の方を探し目で入店を合図!この時に人差し指を立てて「ひとり」と口を動かすとよりベター。店内がBGMでうるさくても指と口の動きで店員に伝わります。

2) さて空いてるスペースがあるからと勝手にカウンターにつくのはご法度です。お店側の指示があればそこで飲みますが、ない場合は空いてるスペースに近づきながら、「ここでいいですか?」口を動かし、指を指すと良いです。なぜかというと連れが後で来る予定だったり、奥の角などは常連の為、空けてある事もあるからです。
技ありポイント その弐!

これで初見のお客としてお店の方は良い客じゃない?と印象も持ちます。だってズカズカと入ってきて、勝手にカウンタースペースを陣取り「生」!!っていう客はいくら商売とはいえムカっとするじゃないですか。
それに小さなお店は個人店が多く、お店がパブリックスペースという認識をもっていない店主も多く、ご自分のパーソナルスペースだと考えている方が多くいます。(これはこれで、店側にもちょっと問題があるのですが・・・ひどいお客さんも多いので・・・難しいところですね。)

3) スペースを確保できたら、次はやっとオーダーです。ここでは素早く店内を見回し、飲み物をザーと頭に入れます。とりあえずビールというのもありですが、最近では小生を置いてある店舗も多いですので瞬間的に判断してください。
この時点で飲み物と食べ物を同時に頼んではいけません。 何故か?と言うとお店はまずは飲み物をお出しした後に、突き出しがでる場合が多いです。運ばれた飲み物をグビっと飲みながら、突き出しを待ち、ここでやっとツマミを考えるのです。

グランドメニューはもちろん、黒板とか壁に貼られたお勧めにも目を運びましょう。
それからコレが一番大事なのですが、店内をザ~と見回し他の客が何を食べているか見渡します。

刺し身が多ければ、魚が旨いですし、串焼きが多ければ焼き物が押しでしょう。
それをふまえて、改めて店内のメニューを見て、その時食べたいものを探して、まずは1品オーダー!!
技ありポイント その参!

オーダーは絶対に1品です。
ここで2品オーダーすると、もし失敗した時のダメージが大きく、不満が残りますので・・・。その結果くだらない事をWEBに書いてしまったりします。

さ~一品目の肴をつまみながら、もし良かったら、ここで2杯目を頼みます。
せっかくなので初めと違う飲み物をオーダーするのも良いですね。

4) ここからが立ち飲みのいいところです。

一杯飲んで緊張もとけて、ちょっとお店の雰囲気になれたでしょう。

隣の人はお1人ですか?
店員とちょっと話をしていたら常連さんである可能性が高いです。
常連さんのつまみを見て美味しそうだったら勇気をだして話かけてみましょう。

「そのおつまみは何ですか?」
(お刺し身などあきらかに分かる場合は、「ここは刺し身がお勧めなんですか?」などと変化球ですよ。)

意外かも知れませんが、常連さんはお店の伝道師でもあるのです。
皆、そのお店が大好きで通っているのですからだいたい皆、優しく返答してくれますよ。
技ありポイント その四!

もし若い女性でしたら絶対に話かけてはイケマセン!!何故なら男性客の嫉妬を買ってしまうからです。そりゃ~親父と話すより、女性の方が楽しいにきまってますが、そこはグっと我慢です。あくまでも謙虚に!!だってあなたは新参者なのですから。
ただし60歳を越えた方は女性でもOKです。何故なら社会経験豊富であり、逆に中年男性より優しい場合が多いのです。
さてその勇気ある謙虚な一言は親父の心の壁を一瞬で取り払い、ぐぐっと近づきました。

4) 酔い過ぎずに初めてのお店は長居をせずに早めに引き上げましょう!!

粋な飲み方道場 キャッシュオンでしたら「ご馳走さま」でサクっと帰れば良いです。

事後会計の場合、間違っても「おあいそ」と言ってはイケマセン。

年配の方も未だに「おあいそ」という方がいますが、この一言で台無しです。
技ありポイント その五!

「すみません。お勘定お願いします。」が正しい言い方です。絶対にNGなのが指で×印サイン攻撃です。バツなんてホント失礼ですよね。

ハイ!! コレではじめての1人飲み大成功です。気にいったお店でしたら、また来店すれば良いのですし、他のお店を発掘してみるのも良いでしょう。
そして知り合いのお店が増えていくと、楽しいですよ。

まとめ

仕事もバッチリだったので帰りに軽く一杯なんて時もひとりで
フラ~と寄って気分転換できます。
もし、苦手な隣客だったらスルっと
店を変えれば良いのですよ。
だってその頃には数店のお店をひとりで呑み歩けているのですから。

不思議なもので何度か挨拶程度でも会話をしていると、知らない方とも打ち解けてきます。
仕事も名前も知らないのに、不思議なものです。

「良い酒・好い酒場パワー効果」です。

意気投合して2軒目にいっしょに行ったりする事もあるでしょう。
その頃にはお店の方とも軽く話したりしてます。
店舗は地域の情報元です。
店主はいろいろとお店の情報を持っています。
ここからさらに人もお店も広がります。

酒場は仕事も年齢も違う、知らないどうしが接する気軽な社交場なのです。
仕事だけの付き合いでは接点のない様々な方々の生の話が聞けて勉強になったりと
人生経験の場だったりします。

自分の上司と同年齢の仕事に対する話を聞けたりするのも、利害関係のない見ず知らずの「酒場」で出会った関係だからでしょう。
たまには気軽に酒場に寄ってホロ酔いながら新たなコミュニケーションで、
仕事で疲れた心と身体を癒し明日の活力を得ましょう!!

まとめ
表記:イラスト「着ぐるみ追い剥ぎペンギン